『#代え難いワイン』

『#代え難いワイン』<2021年11月11日(木)>
 衆院選の低投票率に『雷鳴抄(211109下野新聞)』は、不意に「ワインが水に変わった」という外国の寓話が脳裏をよぎった▼お礼として住民が1人1杯分のワインをたるに入れて贈ったが、中には水が満ちていた。「自分一人が水を入れても分からないだろう」。そう全員が考えたことによる結末だった▼小選挙区の県内投票率は53・06%、戦後3番目の低さだった▼「自分一人くらい投票しても変わらない」。キリストは水をワインに変える奇跡を起こしたという。一人一人が熟考の一票を投じることにより政治は動く。奇跡でなく「代え難いワイン」とするために。
 (私は)この投票率と一票の価値の差をどうにかできないものかと思う。後者は国会等に努力をしてもらうが、前者は私たちの問題だ。投票に行けない人は別として、投票を放棄した者は、権利と責任を流し棄てたことになる。残念である。多くの人による熟考の美味しいワインを造ろう。
#衆院選
#低投票率
#戦後3番目の低さ
#一票
#政治は動く

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