『#119番』

『#119番』<2021年11月9日(火)>
 なぜ、ダイヤル119なのか。『編集日記(211109福島民友)』は秋の火災予防運動の日に思う。▼ダイヤルは電話をかけるのに使った、あの丸い部分。若い人にはあまりなじみのない部品に違いない▼119番は当初「112番」だった。かけ間違いが多いことから、最後をダイヤルの配置が「1」から離れた「9」にした。現在では子どもにこれを説明しようとすると、「昔の電話機にはダイヤルという―」から始める必要があるだろう▼拍子木の音とともに聞こえる「火の用心/マッチ一本/火事のもと」のマッチも、目にする機会がめっきり少なくなった。遠からず「昔、木軸の先端に―」と説明するようになるのかも▼ダイヤルやマッチの影は薄くなったが、火の用心の心構えだけはどうか消さずに。
 (私は)電話のダイヤルより、テレビのチャンネルを回した。台所の焜炉のつまみを回しても火はつかず、マッチが必要であった。使うものは変わっても、これからの空気の乾燥は変わらない。火の扱いには気を付けよう。特に、タバコを吸う方は気をつけよう。未だに火災原因のトップであるようだ。
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