『#そこに息づく文化』

『#そこに息づく文化』<2021年11月12日(金)>
 スズメの数が大きく減っていることに『地軸(211109愛媛新聞)』は思う。古来、日本の文化にすっかりなじむスズメ▲「スズメはかなり変な鳥」(鳥類学者三上修さん/北海道教育大教授)。スズメは人のいるところでばかり子育てをする▲環境省などが2016~21年に行った全国鳥類調査で、約2万1千羽の確認にとどまった。これは1990年代調査より1万羽も少ない▲三上さんによると、巣をつくりやすい昔ながらの住宅が減り、餌の少ない街中ほど少子化も進んでいるとか。近いだけに人の営みの変化をもろに受けるのだろう▲近年、地球温暖化に伴う異常気象が頻発している。温室効果ガスという、人の営みがもたらしたもの▲スズメが珍しい鳥になってしまったら。朝を知らせるチュンチュンという声が聞けなくなってしまったら。失ってから貴重さに気付くのでは遅い。生き物も、環境も、そこに息づく文化も。
 (私の身近に)スズメを見なくなった。電線と言えばスズメでもあった。いまは、ハト、カラス、ムクドリが身近であろうか。この変化はますます進むのか。進めてはいけないのか。今後の生活環境はどう変わっていくのか。
#スズメ
#環境省
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#チュンチュン

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