プロ野球とかけて国会議員と解く 240423

 大谷翔平選手のホームラン176本とプロ野球の人気に『談話室(240423山形新聞)』は衆議院の任期を思う▼昨日はテレビのどのチャンネルも、ドジャース大谷翔平選手で盛り上がった。松井秀喜さんが10年間で重ねた数字を7年目で抜いた▼松井さんが「彼の存在の大きさを私の数字と比べる必要は全くない」と。この先も人気をさらい続けるだろう。これに対して、国会の先生方は? 衆院の任期満了まで、残るは1年半。岸田文雄首相の思惑次第では満了前の解散も▼ただ、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件だ。28日投開票の衆院3補欠選挙で、唯一与野党対決の構図となった島根1区でも苦戦を強いられている。任期満了となる前に、政治への信頼に加えて人気までも回復する秘策はあるか。
 (私は)新陳代謝が必要であると考える。権力を掴んだものはそれを手放したくない。自分の組織よりも自分の立場を守ろと躍起になる。人を落とし込み、自分を何とか守ろうとする。悲しい展開である。問題を起こした者は首相であろうと去るべきである。まじめな者の足をひっぱらず去るべきである。

*画像は24年4月11日の朝日新聞より。