『人は学ぶことで、真の自由を得られる。そして人は自由でなければ学べない』

『人は学ぶことで、真の自由を得られる。そして人は自由でなければ学べない』<2019年8月20日(火)>
 「アメリカはいい国だった。どうなっちまったんだ」。『余録』は、ピーター・フォンダさんの死去を思う。これは「『イージー・ライダー』でのセリフである。・・・ヒッピーのコミューンや排他的な地方の町など、映画は当時の米国社会の断面を切り取っていく。・・・『アメリカ人は自由を証明するためなら殺人も平気だ』というセリフが耳に残る・・・半世紀後の今はどうか。トランプ政権下で分断や格差は拡大し、移民は排斥され、人権や自由が脅かされる。・・・ウェブサイトにこんな言葉を残している。『人は学ぶことで、真の自由を得られる。そして人は自由でなければ学べない』」。
 (JN) 不自由な私には、あの当時、良くわからぬ映画であった。記憶にあるのは、ステッペンウルフ「ワイルドでいこう」の音楽だ。奇妙なバイクで走っていく映像と軽快なリズム。そして、最後のであったか、デニス・ホッパーがライフル銃ですっ飛ばされる。なんとも言えない。アメリカとは、こんなに簡単に人を殺すのか。まだ、十代の私には不可解な映画であった。今見たら、この映画をどう捉えられるであろうか。自由のために、人は何をすべきか。ピーター・フォンダさん、自由に安らかにお休みであろうか。
#真の自由

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