『#いろんな「なぜ」から』

『#いろんな「なぜ」から』<2022年4月9日(土)>
 猫は魚が好きだと思い込んでいたが、必ずしもそうではないらしい。『有明抄(220407佐賀新聞)』は思いこんではならぬと。インドではカレーが好き、イタリアではパスタが好き、要するに、昔から人間が与えた残り物を食べる習慣があるだけだ◆動物学者の今泉忠明さんは、当然のように思い込んでいても、実際は違っていることはいっぱいあると◆今泉さんは「なぜ?」と不思議に思う大切さを説いていた。疑問を持つところから始まり、動物にいろんな特徴や習性があるように、人間にも多様性があると感じれば互いの違いを認め合えるようになるとも指摘◆書店をのぞくと、今泉さんの「ざんねんないきもの事典」をはじめ、動物や恐竜、深海魚など幅広い分野の図鑑が並んでいた◆小中学校は新学期が始まった。「なぜ」は探究の入り口。疑問を調べ、考えていけば、知識だけでなく思考が深まる。いろんな「なぜ」から、新しい世界に触れてほしい。
 (私たちは)子どもたちの「なぜ」にどう応えればいいのだろうか。これが難しい。「なぜ」はなかなかの敵で鬱陶しくもある。こちらに能力がないので大変である。子どもと一緒になって、「なぜ」の道を歩くしかない。子どもは元気だが、こちらは転んでしまうかもしれないが、倒れるまで続けたいものだある。
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