『#始まる取り組み』

『#始まる取り組み』<2022年4月20日(水)>
 ウクライナ避難民の受け入れに『あぶくま抄(220420福島民報)』は思う。「暮らすって物入りね」。アニメ「魔女の宅急便」の主人公の一言▼十二歳以上一人一日二千四百円-。出入国在留管理庁が発表したウクライナ避難民への生活費、政府が用意した宿泊施設を出て日々を過ごす場合に支払われる▼決して置き去りにはしない動きが全国で広がっている。本国での戦闘が激しさを増す中、長期滞在も視野に入れる。白河市など西白河地方の五市町村は、県内他自治体に先駆け、支援窓口を設けた▼「うちを使って」「仕事を紹介したい」と、ほかほかの善意が担当者の背を押す。アニメの主人公は降り立った土地の人々と思いを交わし、その町を好きになった。一地方から始まる取り組みは、避難者の足元を照らす光にもなるだろう。
 (自分が)避難民であったらどうであろうか。右も左もわからないところでの生活、お金やものだけでなく、人ととのつながりが欲しい。ウクライナの方々をお客さまではなく、仲間として一緒に生活できるようにすることは、大変である。キキとその土地の人々の交流はどうであったか。言葉が通じ合いにくい中で、少しずつ互いを知りあっていきたい。
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