『#スタートのタイミングは』

『#スタートのタイミングは』<2022年4月14日(木)>
 リカレント教育に『南風録(220414南日本新聞)』は思う。急速なデジタル化に象徴される社会の変化や人生100年時代を踏まえ、関心が高まっている▼鹿児島大は従来の公開授業に加え、昨年度は世界自然遺産に登録された奄美の自然や文化を学ぶ講座を開いた。商機につなげる内容が人気を集めたようだ▼鹿児島市出身の恵俊彰さんは今月、早稲田大大学院に進んだ。かねて興味のあったスポーツ報道について1年間研究するという。57歳の挑戦だ▼目的意識がないまま大学浪人を続け、結局断念した苦い過去を持つ▼お昼の顔がどんな進化を見せてくれるか今から楽しみだ。スポーツの面白さを新鮮な切り口で伝えてくれるに違いない。▼リカレントにはもともと「再び走りだす」の意味がある。歌手の橋幸夫さんも78歳にして今春から大学で書画を学ぶ。スタートのタイミングは人それぞれだろう。年齢を言い訳にだけはすまい。
 (私は)大学に「いつでも、どこでも、だれでも」学べる機会の整備を願う。大学は様々なタレントの集う刺激的な場所だ。二十代前後の人だけでなく、もっと若い人から余名少幾ばくも無い人まで、自分に必要と思ったら入門すべきところだ。国、大学経営者から教育者まで、その準備を充分にしてもらいたい。
#リカレント教育
#人生100年時代
#目的意識
#再び走りだす
#年齢

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