『#パイオニアがまた1人』<2022年4月8日(金)>
各紙、藤子不二雄Ａさんの死を惜しむ。「富山の小学校の教室で2人が偶然出会わなければ、漫画という営みはいまの高みには到達しえなかったはずである」（天声人語）。「若手漫画家が集った『トキワ荘』の部屋割りを見る。十五号室の藤本さん、十六号室の赤塚不二夫さん、十七号室の石ノ森章太郎さんはとうにいない。そして十四号室の安孫子さんも。自分の子ども時代が急に遠くなった気がする」（筆洗）。「高校3年で毎日小学生新聞に投稿した『天使の玉ちゃん』でデビューしてから70年余り。藤本さんの死去からも四半世紀を過ぎ、戦後マンガ史に大きな足跡を残した『藤子不二雄』の最終章が閉じられた」（余録）。「世界語となったＭＡＮＧＡのパイオニアがまた1人、世を去る寂しさ。いかんともしがたい」（春秋）。
（私には）「鉄腕アトム」に較べて「オバケのＱ太郎」は身近であったろうか。あの当時、アトムは未来であったが、Ｑ太郎は昭和のいまの一般家庭で生活をしていた。半世紀前の子供のころ、記憶が乏しい。主題歌は？ 「ぼくは正義の味方・・・悪いやつらを やっつけた やっつけた」と。どのようにやっつけたか？ 藤子不二雄Ａさん安らかに。
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