『#子ども読書の日』

『#子ども読書の日』<2022年4月23日(土)>
 こどもの読書週間のスタートに『あぶくま抄(220423福島民報)』は思う。大型連休を挟む5月12日までの期間中、外出の合間などに本に親しむ時間をなるべく多くつくりたい▼福島県内の小学生は、県教委の2021年度の調査によると、1カ月の平均読書冊数は12.4冊で過去最多だった。調べ始めた2004年度と比べ、ほぼ3倍に増えている▼気になるのは中学生。今までで最も多いとはいえ月2.9冊。勉強や塾、部活動で忙しいためなのか。近頃はスマートフォンでも手軽に本を読める。これを含めると数字は違ってくるかもしれないが、結末をあれこれ考えながら紙のページをめくる醍醐味は伝えていきたい▼読みたい本を選ぶところから読書は始まる。なかなか自分で探せなかったり、迷っていたりしたなら、背丈に合わせた本を贈ってあげてはどうだろう。
 (私が)小学生であった頃の読書量はどうであったか? 限りなくゼロに近かったのではないだろうか。本を読んでいたという記憶。そうひたすら地図帳と星座の本を眺めていたので、冊数を稼げなかったか。福島県の小学生は月に12.4冊? 平均数値ゆえ、これ以上読んでいる子どもがいる。読み過ぎに注意である。好きな本をじっくり何度も読みたいな。
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