国と国とが敵対し武力を使う、それ自体が愚かなヒューマンエラーである

『国と国とが敵対し武力を使う、それ自体が愚かなヒューマンエラーである。』<2020年1月12日(日)>
 イランのウクライナ旅客機への誤射、『筆洗(200112)』は1983年の旧ソ連のことを思い出す。「ミサイル監視システムの警報が鳴った・・・ペトロフ中佐はそれでも異常を上司に報告しなかった。・・・監視システムの誤作動だった。・・・本当の攻撃かどうかを見極めた例だが、それができなかった悲劇に胸がつぶれる。・・・イランが地対空ミサイルを誤って発射したことを認めた・・・誤りによってハムレットは宰相をあやめ、その娘オフィーリアは悲しみで心を病む。巻き込まれた乗客たちのオフィーリア。その悲しみと怒りを思う。国と国とが敵対し武力を使う。誤射だけではない。それ自体が愚かなヒューマンエラーである」。
 (JN) ヒューマンエラーは誤射の前に準備されている。原因ではないがプロセスとして、トランプが大統領にえらばれたこともヒューマンエラーであるか否か。我々はエラーだらけである。そのエラーが更なるエラーを生みださぬことが大事である。特に武力のエラーは多くの犠牲者を生じさせる。それは、人の心を揺さぶり、危機を生みだし、それがまたエラーを生む。この国際舞台だけでなく、自分たちの組織の連携とバックアップを見直そう。でも、これは誤射なのか?
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#ヒューマンエラー

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