『人間は確率を注意深く計算するようには進化していない』

『人間は確率を注意深く計算するようには進化していない』<2020年1月25日(土)>
 南海トラフ地震津波の確立について、『余録(200125)』は思う。「今後30年以内に静岡、和歌山、高知などの29市町村が5メートル以上の津波に襲われる確率は26%以上、同21市区町を10メートル以上の津波が襲う確率は6~26%という。26%とは『100年に1度』に相当する確率だとか。・・・切迫した津波被害想定を確率で示したという。だがそれで切迫感が増したようにも思えない。戸惑う自治体や住民は確率データの意味や防災・減災への活用のしかたを尋ねたかろう。人は根っから確率が苦手と説く先の本はこう述べる。『人間は確率を注意深く計算するようには進化していない』」。
 (JN) 穏やかな海を見ていると、巨大津波を想像できない。数字は、明確ではっきりしている。しかし、地震津波の予想はまだ明確に予測が我々にはできない。従って、現実を感じさせることは難しい。他人ごとになってしまう。確率より、南海トラフ地震は起きるから、どうすべきかを他人任せではなく、各自が考える情報を掴まなければならない。自分の場合はどうだろう。自宅にいる場合、通勤時、職場で、その他。自分、家族、仲間たち。大丈夫だろうか。どうすればよいのか。確立を思うより、現実の切迫感を自ずから作るのであろう。この静かなる静岡の海がそのままでいて欲しい。
#津波に襲われる確率
#切迫感

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