暖冬でぼんやりしていられない

『暖冬でぼんやりしていられない』<2020年1月23日(木)>
 大寒から立春までが一番寒い時期であるが、暖かい冬が続く。この暖冬を『余録(200123)』は思う。「東京では実際にむこう1週間以上、曇りや雨、雪の日が続く予想で、気温は上がらぬもののまるで冬の梅雨である。温暖化だから暖冬とみるのは短絡だろうが、偏西風の蛇行はインド洋や太平洋の海水温の高さが原因との指摘もある。その昔は寒行や寒稽古など厳しい寒中の試練こそが、来たるべき春に大きな飛躍をもたらすと考えられていた。新しい季節のサイクルを始動させる心の弾みまで奪われないようにしたい気候変動時代の暖冬である」。
 (JN) 暖かいと朝が楽である。暖房がまだ効いてない部屋で布団から出やすいのである。夜のお風呂場も、例年より暖かいような気もする。お湯の温度設定を上げなくて良い。これで良いのだろうか。この気候により今後どのような影響を受けるのか。我々人間より、自然界に生きる者たちはこの異変をどう捉えていようか。農業、漁業への影響はどんなことが起きようか。その他産業界は大丈夫か。暖冬でぼんやりしていられないのではないか。
#寒中の試練
#暖冬

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