『アウシュビッツ強制収容所は1945年1月27日に解放され75年』

アウシュビッツ強制収容所は1945年1月27日に解放され75年』<2020年1月29日(水)>
 「『夜と霧』を初めて手にしたときの衝撃を覚えている」と『春秋(200129)』は語る。「犠牲者が残した、おびただしい数の眼鏡や靴や義足。女性たちの大量の髪。そして、うずたかく山をなしている人間の灰・・・フランクルは収容所を、45年4月に出ることができた。しかし仲間たちは深いトラウマに苦しんでいたと『夜と霧』にある。自由の身になったのに『あらゆるものは非現実的であり、不確実であり、単なる夢のように思われる』(霜山徳爾訳)症状だ。75年を経て、そういう人々の古い心の傷がうずいているかもしれない」。
 (JN) 『夜と霧』を何回読んだであろうか。先ずは学生時代、それから、社会人として数回、最後は10年ほど前に、息子が大学での課題で出たと、本を貸した時であった。何度読んでも、もう読みたくないと思う本である。あの環境の中で、生きる目的をもって生存していくこと。私にはできない。生き残っても、そのトラウマから脱出することができようか。あってはならない現実であり、知らねばならない現実である。読んでな人は、是非とも読んでください。多分、私はまた読むでしょう。
#夜と霧
#人類の犯罪

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