『交通事故死を無くす』<2020年1月8日(水)>
「全国の交通事故による死者は三千二百十五人で過去最少を三年連続で更新」に『筆洗(200108)』は昭和40年代を思う。「昭和の二匹の「怪獣」のことがふと頭に浮かんだ。「ウルトラマン」の「ヒドラ」(一九六六年)・・・「クルマニクラス」(七一年)・・・キーワードは交通事故。いずれも交通事故に巻き込まれた少年の『怒り』が形となって生み出された怪獣で、自動車を敵と暴れ回った。・・・過去最悪は七〇年の一万六千七百六十五人というからあの怪獣の時代である。・・・減ったとはいえ、なお、年間三千人を超える方が亡くなっている事実。油断し、対策の手を緩めれば、おとなしくなった怪獣も息を吹き返しかねない。とどめを刺したい」。
(JN) その当時、なぜゆえに交通事項による死亡者が多かったのか。人よりも自動車が優先される時代であったのか。交通戦争とまで言われ、第2次大戦での死者を昭和30年代に上回った。モータリゼーションは、私たちの生活を豊かにしたのか。自動車産業は海外進出を進め、日本の経済躍進の担い手でもあった。しかし、交通事故や大気汚染という怪獣を作り、これに対して、改善をしてきた。最近では、ゴーンという怪獣がいる。これらを今後、どのように対応していこうか。ウルトラマンは助けに来ない。
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