『生きたロボット「ゼノボット」』

『生きたロボット「ゼノボット」』<2020年1月24日(金)>
 『フランケンシュタイン』序文でメアリー・シェリーは「人が創世主のまねごとを試みれば恐ろしい結果を招く……」と。『春秋(200124)』は米バーモント大とタフツ大の生きたロボット「ゼノボット」を思う。「見かけはロボットらしくなく、サイズは1ミリ以下と小さい。水中を自律的に移動できるので医療や環境の分野で大いに役立つ、と期待されている。繁殖せず、エネルギーを使い切れば活動できなくなって自然に分解する、とのこと。厳密な意味では生命ではないのかもしれない。ただ、動画を見るといかにも微生物である。・・・いまや科学技術が『神の領域』に踏み込んだのは疑いない。ワクワクすると同時に、おののくような気分も覚えてしまう」。
 (JN) 機械ではなく、生き物を作り出す。それは、SFの世界であり、やってはならない行為であったろう。それが現実化してくる。その生きたロボットは、どんな場で活躍するのか。愚かな私は、直ぐに、戦争の場面を頭の中に描いてしまう。倫理の上で生きたロボットは作られてよいものであろうか。宗教家たちはどう考えようか。科学者はどんどん発展させるだろう。多分、本当に現実化し、我々の生活に入り込んでくるのであろう。未来社会はどうなろうか。その前に、生きたロボットとは何だろうか。無知な私には想像ができない。
#「生きたロボット」を開発
#ゼノボット

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