『「箱か!」。思わずうなった』

『「箱か!」。思わずうなった』<2020年1月7日(火)>
 逃亡したカルロス・ゴーン被告の逃亡に『春秋(200107)』は「箱か!と。「子どもの時分のかくれんぼでも、見つからないためのコツは意外性にあった。・・・作戦は緻密で万全だったようなのだが、その苦労の割には母国の人々の反応は好意的なものばかりではなさそうだ。経済の低迷や腐敗した政治への不満が高まって、ゴーン被告のような特権層への反発が渦巻いていると聞く。・・・レバノンはイランと関係が深く、一触即発も懸念される地域の不安定化は、安住の地を求めた身にも影を落とそうか。ゴーン被告はあす夜に自ら口を開くという。世界が注目のドラマは今、起承転結のどのあたりなのだろうか。神のみぞしる」。
 (JN) ゴーンはどこでもドア(箱)を持っていた。手際よくレバノンに移動した。でも、金持ちゴーンについて、レバノンの市民はどう思っていようか。また、身の安全を考えれば、日本に居た方が安全であったか。安全よりも、自由を求めて、大枚を使い海外逃亡をしたのであろうか。それとも、裁判に勝ち目がないと思ったのか。今は隠れているが、いよいよ登場するのか。それからどうするのか。また逃げて隠れるのか。それとも、いざ日本にて闘うのか。金さえあれば、箱に入ってどこでも行けるか。いや、今度、箱に入ったら、「日本の・・・を暴いた優秀なレバノンの商人」の標本としてとっておこう。
#箱か
#中東の不安

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