『首相の控訴断念の判断は当然。それでも、不承不承に見える』

『首相の控訴断念の判断は当然。それでも、不承不承に見える』<2019年7月10日(水)>
 「元ハンセン病家族族への賠償を国に命じた熊本地裁判決に対し安倍晋三首相は昨日、控訴を断念する方針を表明した」ことについて『筆洗』(190710)は語る。「ご家族のご苦労をこれ以上長引かせるわけにはいかない」。「それは遅すぎ、しかも、どこか不承不承にも見えてしまう親の慈愛である。・・・首相の控訴断念の判断は当然である。・・・国は原告側と会おうとさえしなかった。耳を貸さなかった。・・・原告と早く会うべきであろう。まず、その苦しみを直接聞く。言葉をかける。親様の慈愛といわずとも当たり前の人の情であろう」。
 (JN) このタイミングが参議院選挙の直前でなかったら、どうなっていたのであろうか、とつまらぬことを思うのは私だけであろうか。テレビに映る首相の態度は、仕方ないから、控訴しない。ありがたいと思え、と顔をに書いてあるようだ。とにかく、現政権が過去の責任を受けて、まずはご家族と会い話を聴く。そして、速やかに対応を取って行く。早く法的措置を作ることが肝心である。「ご家族のご苦労をこれ以上長引かせるわけにはいかない」であろう。
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