『6月からは「千と千尋の神隠し」が公開され、ディズニーの新作を上回る人気ぶりだ』

『6月からは「千と千尋の神隠し」が公開され、ディズニーの新作を上回る人気ぶりだ』<2019年7月13日(土)>
 日中のアニメを『余録』(190713)は思う。「アジア初の長編アニメ映画は・・・41年に上海で公開された『西遊記 鉄扇公主の巻』・・・翌年、日本で公開され、娯楽に飢えた子供たちから喝采を浴びた。・・・手塚治虫も中学時に映画を見て影響を受けたと・・・日本初のカラー長編アニメ映画『白蛇伝』(58年)・・・宮崎駿監督は『白蛇伝』に感動してアニメに関心を持ち、東映動画に入った・・・中国ではこれまで上映の機会がなかった宮崎監督作品の公開が相次ぐ。・・・『となりのトトロ』・・・『千と千尋の神隠し』・・・ディズニーの新作を上回る人気ぶりだ。・・・お互いに刺激を与え合える関係になれないものか」。
 (JN) 子供のころは漫画映画が楽しみであった。誰しもがそうであるかはわからぬが、色鮮やかに物語の主人公が飛び回る。ワクワクしたものである。初めて見たのは東映漫画で「西遊記」であったろうか。孫悟空が自由に飛び回る。でも、お釈迦様の両手の範囲を超えることができない。三蔵法師がどのようであったか。自然は美しくまた激しく表現されていた。場所は、下高井戸の映画館であったろうか。ウキウキしながら、京王線に乗り帰宅した。半世紀以上前のあの作品をまた見てみたい。アニメ映画の世界は、生身の人間の演じる映画とは異なる世界である。更に我々の感情を高めてくれる作品を日中の実力者たちで作って欲しい。