『長時間通勤から会社員を解放するというなら、五輪市民参加の輪ももっと広がっていく』<2019年7月29日(月)>
「会社や学校までの通勤・通学時間は首都圏が一番長く平日平均で1時間半を超え」(総務省)。『余録』(190729)は、オリンピック対策としてのテレワークに思う。「時差出勤や在宅勤務などのテレワークの大規模な実験が官民が参加して9月まで行われている。・・・2020年東京五輪・パラリンピックに向けた混雑緩和が目的である。・・・実験には、大会後のテレワークの本格的な普及につなげる思惑もあるのだという。そうなれば、五輪のレガシーにもなるだろう。長時間の電車住まいから日本の会社員を解放するという話になるなら、五輪の市民参加の輪ももっと広がっていくのではないか」。
(JN) 私は往復で2時間30分ほどです。この時間分、列車の混雑に協力している。私は、通勤地が都心とは逆方向にあるので、まだその混雑ぶりは緩いのであるが、とにかく通勤時間帯と言うものがあり、ここに人が集中する。日本の人口は減っても、首都圏の人口は減少しない以上、この状態は続く。オリンピック対策としての通勤列車の混雑緩和というより、日本全体で私たちの住むところと仕事するところをまじめに考えねばならない。ストレスの多い都市通勤などを山村暮らしでの自宅やサテライトでの仕事にしたい。今の自分を思うと、現住所と別世界に生きているようである。山村暮らしでなくとも、徒歩往復30分以内の地域県内で、職場があると、その地域との関係が強くなり、互いに顔のわかる地域の関係にしたい。
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