『ビートル(VW)、どこか人間っぽさを感じさせた』

『ビートル(VW)、どこか人間っぽさを感じさせた』<2019年7月16日(火)>
 「カブトムシ」の生産が終了した。『筆洗』(190715)はこれを思う。「米国では『虫』、フランスでは『テントウムシ』、タイでは『小さなカメ』、イラクになると『カエル』で、グアテマラではなんと『ゴキブリ』・・・ナチス・ドイツの国民車構想に基づいて生産された一九三八年の初代から約八十年。・・・ナチスはともかく絵になり、味のある車だった。丸みを帯びた車体と愛嬌のある顔つき。カブトムシやカエルというより、どこか人間っぽさを感じさせた。同じような車ばかりの時代にあって一目で見分けがついた『カブトムシ』が飛び去った」。
 (JN) ビートル。ドイツが誇る大衆車。世界中で走っていた。国によって、愛称も違うものである。愛称があるほどに世界中の人たちに愛された。メキシコでの生産が最後であったそうだ。その生産停止を早くさせたのが、トランプ政策であろうか。時代は、新しい自動車を求めている。仕方ないことであるが、よくもこんなに長くこのボディースタイルを続けてこられたのか。大したものである。この形とともに長生きと言うことからするとカメさんであろうか。タイの愛称「小さなカメ」は、「小さな巨人」であった。see you.
#カブトムシ #ビートル
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#VW

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