『「ピノキオ効果」、人が嘘をつくとき鼻の周辺の体温が上がる』<2019年7月4日(木)>
「参院選公示日に『嘘』の話題とは皮肉がすぎるか」。『筆洗』(190704)、先ずは「米大統領のトランプさんは昨年、一日あたり十五個の嘘や誤ったことを口に・・・米国のある調査によると、人は平均して一日にだいたい二つほど嘘をつくらしい。・・・『絶好調』・・・『うまい!』と・・・。どうしても当選したい選挙戦とあらば嘘とは言い切れぬまでも無理な主張や曲がった理屈を押し通す傾向は少なからずあろう・・・『ピノキオ効果』とは人が嘘をつくとき、鼻の周辺の体温が上がる現象のことだそうだが、・・・各党の主張をよく聞き、吟味するしかない。熱っぽい鼻に対抗するのは冷静な耳である」。
(JN) 『嘘』を平気で言えるのが政治家の特技であり、当選の秘訣であろうかと思うぐらいに、我々は簡単に騙されている。否、嘘を言っているつもりがなく、結果として嘘となっているのか。何れにしても、その結果に責任をとらねばならぬが、これにも嘘をつく。とにかく、国民は自分の心で判断をして、人を選ばねばならない。投票する者が情報を正確にとらえ、そして判断する。様々な意見を聞いても良いが、その多数に流されることなく、何か一つ、この人に託せるというものを見つけ出し、一人の人間として一票を投じよう。私たちは操り人形ではない。