『思い込みで甘く見ず、金メダル級の暑さ対策を用意したい』

『思い込みで甘く見ず、金メダル級の暑さ対策を用意したい』<2019年7月30日(火)>
 思い込みは気をつけようと『筆洗』(190729)は語る。その昔、是枝監督がスリランカで日本のカレーを出したら「現地の人は『うまい、うまい』。・・・日本のカレーライスは本場のカレーより味が落ちるだろう。その思い込みが苦い経験の原因となった。日本の夏の暑さは中東やアフリカほどではないだろう。これもやはり思い込みらしい。・・・中東・アフリカ出身者の八割が『出身国よりも暑い』と回答したそうだ。・・・特有の湿気が加わり、母国以上の暑さを感じるらしい。東京五輪パラリンピックまで一年を切った。世界から集まる選手や観光客がいる。思い込みで甘く見ず、金メダル級の暑さ対策を用意したい」。
 (JN) 蒸し暑さというものはへばりついてくる。沖縄の友人が「東京の夏は沖縄より暑いさ」といっていた。名古屋や大阪も同様だろうか。人口密集地帯はもう冷房なくしてはいられない。そんな中でオリンピックが行われる。来年の夏、オリンピックのころはどんな夏になるのだろうか。支障なく競技が展開することを万全の準備とあとは何ができようか。カレーライスは美味しいものを準備できるが、暑さ対策は野外でどこまで対応できるのか。選手が大変であろうが、見る海外の観客は心も体も、東京の蒸暑さを知らない。その暑さを十分に伝えることのできるコミュニケーション力も必要だ。美味しいカレーを食べて、傘かぶって応援してもらいましょう。
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#特有の湿気
#出身国よりも暑い

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