『ねえパパ、男の人も大統領や知事になれるの?』

『ねえパパ、男の人も大統領や知事になれるの?』<2019年7月6日(土)>
 フィンランド「モダン・ウーマン」展の開幕で話されたエピソードを『春秋』(190706)は紹介する。「『ねえパパ、男の人も大統領や知事になれるの?』。・・・知事はハンネレ・ポッカさん、国の大統領はタルヤ・ハロネンさん、ともに女性だったのだ。・・・ハロネンさんは12年の在職中、国民に『ムーミン・ママ』と慕われた。くだんの少女は24歳になり、先ごろ母国の緑の党で2人の女性副党首の1人になった。・・・・4日に公示された参院選では立候補者の女性比率が戦後最高の28%に達した。・・・日本の少年少女が誇ることができる『ムーミン・ママ』の一日も早い登場を期待して、一票を投じたいと思う」。
 (JN) 飼いならされている国民が立ち上がるのは何時になろうか。1945年の敗戦後、民主化の枠はいただいたが、中身のできあ上がらないまま七十数年を経過している。日本の民主化はまだ遠いのであろうか。否、そのための一つが女性の政界への進出であるのではないか。フィンランドは、何をして、このようになったのか。経済の繁栄に夢見る日本において、今後の国の在り方をどうすべきか、国の先頭に女性が半数を占めることで、過去の遺産との決別もできようか。

#フィンランド「モダン・ウーマン」展

#ムーミン・ママ

#女性比率が戦後最高の28%

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