『「自分を産んだ罪」で両親を裁判に訴える』

『「自分を産んだ罪」で両親を裁判に訴える』<2019年7月7日(日)>
 難民問題に係り映画「存在のない子供たち」から『余録』(19070)は考える。「エルサルバドル人親子の悲劇・・・報道写真が見る者の胸に迫る。4年前、トルコの海岸に打ち上げられたシリア難民男児を思い起こした人も多かろう・・・食い止めようとした米トランプ政権だ。・・・レバノン映画『存在のない子供たち』は、親から見放され、『不法移民』の幼子と赤貧生活を送る少年の絶望を描く。シリア難民のゼインさん演じる主人公は『自分を産んだ罪』で両親を裁判に訴える。メガホンを取ったのはベイルート出身の女優ナディーン・ラバキーさん。・・・「不正義に『ノー』と言えるよう、人々の考え方を変えることができるはずだ」と」。
 (JN) トランプ大統領は、国と私腹のために、敵や弱者を平気で押しつぶそうとする。世界はその行動のために、悲惨な現実が起きたことを忘れていないはずだ。しかし、1945年から時が経ったろうか。また戦地ではなかった国民には理解が難しいのか。一般の者は体験しないと、その苦しみわからない。日本の者も同様かもしれない。先ずは、疑似体験を画像から得ることであろうか。日本では、7月20日から「存在しない子供たち」公開される。娯楽映画ばかりでなく、こういった訴えの映画も見たい。映画の中に自分が入り込み、苦しみ悲しむ。怒る。この映画も皆さん見に行きましょう。

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#不正義に『ノー』

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