『そしてとりわけ、あなたの仕事について興奮に身を任せてはいけない』

『そしてとりわけ、あなたの仕事について興奮に身を任せてはいけない』<2019年7月5日(金)>
 「交渉という任務には不愉快な相手の愚鈍、不誠実、野蛮、または自惚(うぬぼ)れに直面する時もあるが、交渉者は怒りを示すことを避けねばならない」。『余録』(190705)はタレーランの言葉を持ち出し、日本の韓国との外交について申す。「『透明、予測可能で安定した貿易環境』をG20で首相がうたい上げた直後の貿易手続きの政治的変更である。・・・「日本のトランプ化」を皮肉った。日本企業への差し押さえの損害を防ぐのに、他の日本企業の商機を奪うのもよく分からない。自由な貿易環境、そして通商国家としての信用という国益の根幹を一時の「怒り」「興奮」に委ねてはなるまい」。
 (JN) 我が国は、自由貿易を謳い、現在の米国の大統領の方法を嫌っていたが、どうも、転向してしまったようだ。報復措置ではないと官房は言っているが、なんということであろうか。この手法は、何の効果をもたらすのか。国民にとって、不都合が生じないのか。商品経済大河は、その流れが複雑である。安易に、どこかの流れを変えると、思わな激流が発生したり、また水が来なくなったりする。大丈夫だろうか。現日本の内閣は、どこを向いて、理性で政を行っているか。元徴用工問題で韓国が適切な解決策がこれであるのか。これが冷静なやり方であるのか、疑問である。現体制は過去のことにも責任を持つ。逃げてはならない。韓国政府もこれで良いのか。強い顔しないで、互いが平静な交渉を行うことを願う。
#元徴用工問題
#タレーランの言葉

f:id:morningstar:20190705175259j:plain