『グテレス国連事務総長は「多国間の協調が最も必要な・・・』

『グテレス国連事務総長は「多国間の協調が最も必要なときに攻撃にさらされている」と』<2018年9月27日(木)>
 「トランプ米大統領が国連演説で「わが政権は米国史上のほぼすべての政権より多くを成しとげた」と言った時に起きた会場の失笑」。『余録』(180927)は、トランプ政権を思う。「決めゼリフで見えを切ったら、予期せぬ笑いにあったのも『すべった』といっていい。トランプ米大統領が国連演説・・・「こんな反応は予想外だが、まあいい」と苦笑、またまた会場の笑いを呼んだ。・・・国際協調や多国間協力に背を向ける米大統領が自画を自賛して国連で失笑を買った。・・・総会冒頭、グテレス国連事務総長は『多国間の協調が最も必要なときに攻撃にさらされている』と述べた。名指しを避けた自国第一主義への批判だが、自らの演説時間にも大幅に遅刻したトランプ大統領だった」。
 (JN) トランプ大統領の言い行動しているアメリカンファーストは、本当にアメリカンファーストなのだろうか。アメリカとはトランプ大統領自身のことであり、アメリカ国民のことではないのではないか。或いは百歩譲って、次の大統領選挙の投票権のある人々であろうか。愚かにも、どこかの首相と同じように動いていることが成果であるように、「わが政権は米国史上のほぼすべての政権より多くを成しとげた」と言い、またその言葉に喝采をする国民がいるのである。他人の不幸は自分の幸せであると思っていても、やがて不幸は連鎖するのである。アメリカは、世界のリーダー国からすべってしまい、トラブル国に成り下がるのであろうか。どうか、すべらぬように、足元に注意をしてください。