『宇宙での戦いは「遥かかなたの銀河系」ではなく・・・』

『宇宙での戦いは「遥かかなたの銀河系」ではなく、いつのまにか私たちの頭上の脅威になっていたようだ』<2018年9月2日(火)>
 今年の防衛白書が警告。? 『春秋』(180902)は、「どうやら宇宙での戦いは「遥かかなたの銀河系」ではなく、いつのまにか私たちの頭上の脅威になっていたようだ」と。「主要国が宇宙空間で軍事的に優位に立とうとしのぎを削っていて、相手の衛星を攻撃するキラー衛星などが開発されているらしい。米国は宇宙軍までつくるという。・・・街の喧騒から離れ、旅先や帰省先で見上げる夜の空。満天の星に息をのんだ思い出は誰にもあるのではないだろうか。夢と冒険にあふれたそんな美しい世界に、大国の利害むき出しの争いは似合わない。どうかすべての国がその愚かさに気がつき、宇宙でいざこざを起こしませんように。星に願いが届けばいいのだけれど」。
 (JN) お国は国防費を増やすために、われわれに危機感を抱かせようとしているのか。確かに、国家は他国への侵略を常とする。あるいは空白の地域の争奪戦を様々な形で行ってきている。宇宙が身近になってきているのは素晴らしいが、そこへの人間の欲望も伸びて行く。まずは地球の上空を覇権し、地球上と宇宙への道を握ることが各帝国の任務であろう。軍事の拡大は続き、平和な世界は遠退いて行くのか。「long, long ago」ギリシアでは星々は神話の世界にあったが、もう上空には神様たちは存在しない。悪魔が蔓延っているのか。東京から見る空は汚く、願いをかけたい星々も、悪魔たちも隠している。知らぬ間に、上空に戦艦が浮いている時代が来るのであろうか。