『ベルリン・マラソンで世界記録が出たが』

ベルリン・マラソンで世界記録が出たが』<2018年9月18日(火)>
 「ベルリン・マラソン世界新記録となる二時間一分三十九秒」。『筆洗』(180918)はこの記録は今後どうなるのかと、カナダの研究者の研究を紹介する。「代謝能力や有酸素運動の持続能力、記録更新のペースを考えれば、二〇二八年に二時間を切り、四〇年には一時間五十七分十八秒まで短縮できるのではないかと分析している。・・・だれかが「できる」と証明すればそれを励みに続く者が現れる。二時間一分台は可能だったとキプチョゲ選手が全人類に旗を振る」。
 (JN) 「なんでこんな長い距離をこんなスピードで走れるのか」。54年前の甲州街道のあるところに居た私はそう思った。目の前をアベベがあっという間に通り過ぎた。その後も、甲州街道はマラソン大会に使われていたので、見物に行き、そのスピードを確認した。アベベでなくとも、子どもの私が一生懸命走っても、マラソン選手の方が早い。あの当時の記録では、今は勝てないマラソン。ドンドン早くなっている。2020年の東京オリンピックではどんな記録が出るのであろうか。否、例の猛暑の中では、記録は無理であろうか。勝ち負けの闘であろうか。夜に走るしかないか。それとも、暑さよりも、豪雨や強風等との闘いになりはしないか。そうなるとこれを避けるためには、東京に地下を走ってもらおうか。