#牛になる

『#牛になる』<2021年7月8日(木)>
 「不妊になる」「遺伝子を組み換える」「マイクロチップ入り」「人口削減の陰謀」。新型コロナウイルスワクチンについて数多くの流言が飛び交う。『雷鳴抄(下野新聞/210708)』はワクチン接種のはじまりを思う。江戸末期、国内に伝わった天然痘予防の種痘について流布されたのは「牛になる」。壬生藩藩医斎藤玄昌、初めて種痘を行ったのは1850年2月。伝来翌年、先進性に驚かされる。玄昌らは、接種対象者の名前や年齢などを記した「取調帳」を作成。接種場を設定し、藩費で全村に組織的な医療システムを構築した。170年前に、今と変わらぬ取り組みがあった。異論はあろうが、現状ではワクチンが最も頼りになる対抗措置であることは疑いようがない。打つ側も打たれる側も、先達の思いを継いで難敵に立ち向かいたい。
 (JN) 新たな試みは不安である。知識乏しければ、流言に踊らされる。菅首相を信用しろというのは愚かしいが、新聞情報をよく読んで、ワクチン接種に臨むのである。自分や家族や仲間の命、生活を守るために、ワクチン接種。当方は、2度の接種で、1回目に接種したところが少々痛くなった。それだけであった。
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