YOUは何しに…?

『YOUは何しに…?』<2021年7月17日(土)>
 スタンプラリーのようだと、IOCのコーツ調整委員長の長崎訪問を『水や空(長崎新聞/210717)』は思う。事前に教わった滞在時間は「62分」。爆心地で空を見上げることもなければ、被爆者と面会する場面もなく…。「YOUは何しに…?」だが、待てよ、要人の被爆地訪問には滞在時間の長短だけで計りきれない価値があり、影響力がある。全ての戦いを止める-それがオリンピック休戦だ。休戦期間の始まりを告げる場所に二つの被爆地を選ぶのはごく自然な発想。なのに、どこか引っ掛かる。開催への賛否が依然くすぶったままの五輪で「平和」を口実に舞台に担ぎ出されたこと、それが正当化の片棒を担ぐような役回りであること。こんな環境下になければ、こんな五輪でなければ、長崎の私たちは間違いなくコーツ氏のことをもっと歓迎できた。
 (JN) 広島にバッハ氏、長崎にコーツ氏。単なるショーではないか、と思うばかりである。この二人に、何かしらのものが伝わったものがあろうか。どうだろう。次回の北京でもこういった訪問は計画されるだろうか。候補地は、南京だろうか。いや武漢だろうか。
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