#夏、虫の季節

『#夏、虫の季節』<2021年7月4日(日)>
 子どもの頃、玄関の上がりかまちで見慣れぬ大きな虫に出くわした際の衝撃が忘れられない。『正平調(神戸新聞/210703)』は、夏の虫を思う。なぜ、虫嫌いが増えたのか。都市化が進み、野外よりも室内で虫を見ることが増えたため、虫への嫌悪感が高まっているという。さらに考えられる理由は識別能力の低下だそうで、虫の種類が分からないから「虫はどれもイヤ」という思考につながるのだとか。識別できるのはつまり対象に興味があり、魅力を感じるからだろう。昔のおぼろな記憶を頼りに昆虫図鑑を開き、あの日のバッタを探した。ウマオイ、ツユムシ、クダマキモドキ、クツワムシ…いやはや虫の形や鳴き声に耳目をそばだて、親しみやすく名付けた先人には恐れ入る。夏、虫の季節である。できれば、室内でいきなり出てこないでね。
 (JN) キャベツ畑へ行き、チョウチョの幼虫を沢山とってきた。さなぎになりそしてチョウになる。透明なケースがチョウチョだらけになり、これはたまらんと外へ放した。もし、幼虫がすべて生きのびたら大変だと思った子供心。昭和の時代はどれだけの虫たちと一緒であったろうか。彼らは戻って来ないのだろうか。
#虫嫌い
#都市化
#識別能力
#鳴き声
#大きな虫

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