『#共家事（トモカジ）』<2021年7月23日(金)>
シンガーソングライターの土屋礼央さんの著作に『越山若水(福井新聞/210723)』は思う。タイトルは『ボクは食器洗いをやっていただけで、家事をやっていなかった。』。妻からの手厳しい指摘では、案の定。「家事とは家を快適に、きれいな状態に保つこと。それが分かっていない」。「同じ食器を重ねてかごに入れたら乾かない」・・・。身につまされる人もおられるかも。家事という言葉は、なかなか奥深い。事典によっては「家政」と言い換えたり、「生命維持に直接関係する」と解説していたりする。生きることそのものという気もしてくる。新婚さんや結婚間近のカップルを対象に「共家事（トモカジ）」と銘打った福井県の講座が来月から開かれる。役割分担のテクニックも大事。それ以上に、夫婦で楽しく暮らしていくことを考える機会にしてもらえるといい。
（ＪＮ） 初っ端から「旦那が家事をいくつかは担当してくれるんですが、クオリティーが低すぎるんです。････」と。我が家をどこからか見ていたのか。家事手伝い見習いが続いている私には、きつい出だしである。若いうちに覚えなかったことが多々あり、理解しながら身体で覚えていくのに苦労する。「共家事」と言えるようになるにはいつになろうか。
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