『#きょうの主役は太陽です』

『#きょうの主役は太陽です』<2021年7月28日(水)>
 「足が焼けるような感覚だ」。『春秋(210728)』は東京五輪開催時期を思う。男子テニスでは、ジョコビッチ選手が「試合の始まる時間を遅くして」と暑さ対策を求めたと伝わる。選手らには勝利への大切なカギにちがいない。夏季五輪が7、8月に行われるようになった背景には、多額の放映権料を支払う米テレビ局の意向があると聞く。「きょうの主役は太陽です」。57年前の東京五輪の開会式の実況だ。お日さまは時期さえ選べばスポーツの味方だが、いつしか敵に回し、久しい。「アスリートファースト」。何十回も聞いたけど、冒頭に「なんちゃって」が隠れてはいまいか。7、8月に快適な気候の候補地は限られよう。五輪が生き残れるのか心配だ。
 (JN) マラソンは札幌へと会場を動かしたが、五輪は多くの野外競技があり、お日様が友達である。東京はお日様より、湿度の高さに閉口する。そんなことはわかっていても、この時期を選んだのは、利益ファーストに他ならない。コロナ禍での開催とともに五輪大会のあり方が問題である。この暑さで、そしてコロナ感染で競技に出られなかったり、ひどい環境の五輪となった。
#放映権料
#アスリートファースト
#暑さ対策

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