『雇用の悪化をどうする』

『雇用の悪化をどうする』<2020年8がち18日(火)>
 今の不況、遊びの経済との関連を『天声人語(200818)』は改めて思う。ホイジンガーは「ホモ・ルーデンス」と言った。日本の4~6月の実質GDPの落ち込みは、GDPの半分以上を占める個人消費の落ち込みである。コロナ禍でレジャーや外食など遊び(贅沢)の要素が避けられた。消費が「雇用を生み、経済を動かす」。「人々の小さな贅沢が経済を回すのが現代である。コロナ終息後にやりたいもののリストは長くなるが、当面役に立たない。雇用の悪化を止める政府の役割が今ほど大事なときはなさそうだ」。
 (JN) 不要不急なことが世の中多いのか、必要最低限の生活により、経済は萎んでしまった。経済活動が小さくなればその分、何もしなければ雇用も萎む。労働者は路上に放り出されてしまった。経済構造も変わってしまう。過去の政策は通用しなくなる。大転換の時ではないのか。国が過去の遺産にしがみついている限り、雇用は拡大しないのではないだろうかと、素人は思う。
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