『どんな修理依頼にも、「できません」とは言わない』

『どんな修理依頼にも、「できません」とは言わない』<2020年8月3日(月)>
 菊池寛宇野千代に愛された万年筆の店を『余録(200803)』は紹介する。「3代目代表、川窪克実さんは話す。・・・どんな修理依頼にも、『できません』とは言わない。・・・戦争で金ペン製造が禁じられ、初代は鉄を使った。60年代にはボールペンの普及・・・2代目は家庭用水回り部品を製造してしのいだ。レトロブームで客が戻ったのは80年代初め。・・・新型コロナウイルスで3月、店の売り上げは半減した。主な修理を『対面・手渡し』から『オンライン・郵送』に切り替え、売り上げは回復中だ。過去の危機を乗り越えた万年筆である。・・・語る川窪さんは、ルーペで手元のペン先を凝視していた。
 (JN) 本当に字を書かくなくなり、筆記もジェットストリームボールペンが活躍している。でも、最近は自宅での書き物が多くなり、万年筆の出番が多くなった。高いものは使っていないが、小説家気取りにはやはり万年筆である。いま二十年ほど生き延びている2本を使っている。さて、これらの万年筆、どのくらい私に付き合ってくれるのか。また修理の機会があるだろうか。
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