『道ばたの草にならって生き残りを』

『道ばたの草にならって生き残りを』<2020年8月4日(火)>
 「夏の炎天下を歩くたび、思い出す絵がある」と『春秋(200804)』。川端龍子の「夏の草いきれの感じを出したい」と「草炎」。「高温多湿の日本では雑草たちの生存競争がはげしい。この環境が草むしりする身にはうとましいほどの生命力をはぐくんだ。とりわけ今年の夏は、彼らの勢いがうらめしくさえ思えるかもしれない。・・・川端は自らを雑草になぞらえたようだ。画壇の古い体質を梅雨の『ぐずぐずした天気』にたとえて芸術にカビを生やすか否かは自分次第、雑草魂で『晴らそうじゃないか』と・・・この夏、川端や道ばたの草にならってウイルスに負けない粘り強い生き残り策を考えてみたい」。
 (JN) 梅雨が明けたら、日本の多湿の夏が待っていた。暑い暑い。散歩が辛い。日陰の多い森林を歩きたいが、住宅地ゆえそのようなところが少ない。そのため川沿いの散歩が多くなる。川端を歩くと、今年は草の勢いが強い。というより、草刈が進んでいないのだろうか。いずれにしても草は芽を出し伸びて行く。この気取りのない力強さが必要だ。
#夏の草いきれの感じを出したい
#草炎
#High-temperature and humidity
#Weeding

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