『コロナ以降、袋入りインスタントラーメンの売れ行きが伸びた』

『コロナ以降、袋入りインスタントラーメンの売れ行きが伸びた』<2020年8月11日(火)>
 現政権は経済繁栄が柱であるが、その柱の先行きは不安。『余録(200811)』は我々の暮らしを思う。「1960年にはやった言葉は『インスタント時代』・・・家事の負担が減り、家族で少しずつ余暇を楽しむようになった・・・インスタント食品を生んだ高度経済成長が本格化していた。・・・所得倍増計画を手本にしてきたのが安倍晋三首相・・・『コロナ時代』となって状況は一変した。来週発表される今年4~6月期のGDPは年率で2割以上も減り、戦後最悪の落ち込みになると予想されている。・・・安倍政権は現実離れしたV字回復にこだわり、コロナ前に計画されたリニアやカジノを推進する姿勢を変えていない。・・・コロナ以降、袋入りインスタントラーメンの売れ行きが伸びた。単調な巣ごもり生活が続く中、具や味付けにひと手間かけられるのが逆に人気という。時の政権の思惑がどうあれ、暮らしを少しでも楽しもうとする人々の思いはいつの時代も変わらない」。
 (JN) 需要拡大で経済成長。そんな考えを国を動かす者がまだ思っているのか。大量消費、大量生産の時代は平成の前に終わっていよう。国の経済構造は変化し、お湯を注いで簡単に出来上がるものではない。不況の中、多用な社会に対応できる頭脳を国のリーダーに選ばねばならないようである。美味しいラーメンが食べられるように、我々もそんな努力をせねばならいでしょう。
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