『この浦上をして世界最後の原子野たらしめたまえ』<2020年8月9日(日)>
長崎原爆投下より75年、各紙平和を願う。『天声人語』は、米軍は原爆の破壊力が良くわかるために、既に空爆で破壊されていた東京や大阪を投下目標に選ばなかった。当日、米軍機は小倉に向かっていたが、視界不良のため長崎に向かった。「一瞬で失われた幾万もの尊い命を悼みつつ、戦争そのものの持つおぞましさをもう一度胸に刻みたい」。『余録』は「きょうは･･･『ムーミンの日』。作品が生まれて７５年の夏でもある。『僕はただ平和に暮らして、ジャガイモと夢を植えたいだけなんだ』。そんなムーミンの願いがかなう世界であってほしい」。『筆洗』は「原子野と言われた地はここまで繁栄を取り戻しましたと、心の中で報告しようか。あの恐怖と悲嘆を味わうおそれが、完全に世界から消えたわけではないことも付け加えないといけないだろう」と。
（ＪＮ） 原爆を無くす。それは戦争を無くすことであり、軍事を必要としないことであろう。今も地球上では戦争が続いている。それは、実際に殺戮を行うことから、政治戦略まで、様々である。これは、何のために行われているのか。他に方法がないのか。戦闘行為が終わることを願っても、それは終わらないのが、現実である。では、我々は何をすればよいのか。
#長崎
#原子野
#ムーミンの日
#Atomic bomb
#war
