『民主政治の原則』

『民主政治の原則』<2020年8月15日(土)>
 終戦時の文書焼却について、『余録(200815)』は思う。「終戦時の文書焼却は軍だけでなく、内務省、外務省などでも行われ、市町村の書類にも及んだ。・・・明治国家は軍人や役人の戦争責任を煙に変えた炎とともに滅んだ。・・・行政文書による記録を義務づける『歴史的緊急事態』に指定されたコロナ対応だが、果たして後日の検証や将来の感染症対策に資する記録がなされているだろうか・・・75年を経ても、日本人はその事績を公文書で検証できる政府を築けないのか。途方もない無責任の連鎖が引き起こした先の戦争であった。その内外の戦没者の魂を鎮める日、どんな為政者も官吏も、いつか必ず文書で立証される歴史の法廷に立ってもらう民主政治の原則を心に刻みたい」。
 (JN) 若者たちを「死んで来い」と戦地に送り込んだ者たちが、自分の命は惜しく書類の焼却を命ずる。なんと無責任な状態にあったろうか。それが今も変わらないか。真実を語れず、死に追いやる。専門家の意見を記録に残さず、国民をウイルス感染の危険に曝す。それがこの国ではまだ許されているのか。
#文書焼却
#戦争責任を煙に変えた炎
#今の政府の公文書管理
#を公文書で検証できる政府
#戦没者の魂を鎮める日

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