『1年生のうちから相談できる社会人がほしかった』

『1年生のうちから相談できる社会人がほしかった』<2018年6月9日(土)>
 「大人のおせっ会」『春秋』(180609)は紹介する。「さまざまな職業の若手社会人を大学1、2年生が囲む。テーマは「仕事」だ。・・・主催するビズリーチは転職サイト運営や就活生のOB訪問支援を本業とする。『1年生のうちから相談できる社会人がほしかった』との声が多数寄せられたのが企画の発端だという。・・・働くとはどういうことかをわかってほしい。そうすればミスマッチも減るはずだ。・・・手がかりがないのも学生には悩みだ。経済界は自分たちの仕事をじっくり理解してもらう活動にもっと取り組んではどうか。抜け駆けや囲い込みの繰り返しよりも実りは多いように思われる」。
 (JN) 学校という枠の中にいると、いつまでたっても世の中を知ることができない。外へ出ていくか、現場の人と接することが必要である。それは分かっているが、それをどのようにすればいいのか。便利なインターネットやSNSでは生身の言葉が伝わってこない。そのために、ビズリーチのような業者や大学がその機会を準備する。当方の大学でも、いくつかの大学の学生と教職員が協力し合っての社会人との交流を行っている。この活動は素晴らしいのだが、これを利用できな学生が多くいるのであり、学生の就職力に格差が生じるのを何とかしたい。