『身勝手な米国第一主義の夢想』

『身勝手な米国第一主義の夢想』<2018年6月11日(月)>
 「ある日、財布を拾う。・・・やがて社長令嬢と恋仲になって結婚。会社を引き継ぎ、全国一の新聞にする…」。『筆洗』(180610)は、アメリカ大統領の行動を井上ひさしさんの高校の将来の「計画」に準える。「貿易で損をしている。輸入品に高い税金をかける。他国からの報復で貿易戦争になっても大勝利。貿易赤字は減少。雇用は安定。…。トランプ米大統領の胸の内にある『計画』だろう」と、「長年、国際社会をリードしたサミットの看板も泣く。サミット不要論を聞かぬではないが、この米大統領が在任中は続けたほうがよかろう。年に一回、参加国こぞって文句を言わねば、現実を見ないこの人の夢想はさらに悪化する」。
 (JN) この地位を続けるためには、票が欲しい。票は一般大衆を如何に扇動し、悪者を海外に求め、自由なアメリカに居る皆なが一番だと。この悪い夢を一般大衆に信じさせ、票はトランプ陣営に流れるようになる計画だ。諸外国の連中は、どこかの首相のようにしっぽを振ってくれるとはないであろう。何でこんなに簡単に貿易関税を課そうとするのか。歴代の各国のリーダーたちが苦労して築き上げた体制を最も容易く無きものにしようとする。金儲けをして、地位も高いものを得た。今度は、名誉が欲しい。こんな者をアメリカ国民は何時まで、こんなことを許すのか。マッチョな行動を愛するアメリカ、何時まで安易な夢を見ていくつもりか。