『社会は子供の健康格差の解消にも本気で取り組ま・・・』

『社会は子供の健康格差の解消にも本気で取り組まなければならない』<2018年6月4日(月)>
 「『歯と口の健康週間』がきょうから始まる」。『余録』(180604)は虫歯を含めた子どもたちの健康格差を考える。「虫歯が多くできる子供とゼロの子供の両極化が進んでいるといわれる。生活困難世帯の子供は、そうでない世帯の子供と比べて5本以上の虫歯がある割合が2倍に上る。菓子を自由に食べ、歯磨きの回数も少ない。肥満の割合も高かった。生活困難世帯では、親は不安・抑うつ傾向が強いことが分かった。子供の健康がこうした家庭環境の影響を受けるのは避けがたい。社会は子供の健康格差の解消にも本気で取り組まなければならない」。
 昔の子どであった私や妻は虫歯があったため、何年かに1度は歯科のお世話になっている。今の我が家の大きくなってしまった子供たちは虫歯ゼロ。虫歯バイキンマンをシャットアウトできた。子どもを育てる環境は、大事である。人の成長には様々な事情があり、その環境は異なる。その異なることが個性を生み出すが、健康については相違の必要はない。できるだけ全ての子供たちが健康に育つために、地域は努力しなければない。よく食べよく遊ぶ、きちんと歯磨きする。この基本行動ができない子らには、手をさし伸べる必要がある。公ができなければ、地域のご隠居の出番であろう。爺婆の知恵で子供たちをバイキンマンから守ろう。未来のために、子ども達を皆で育てよう。子供たち一人ひとりの成長の喜びを皆で分かち合おう。