『五輪を控えて、種々のテロ対策にも向き合わねばならない日本の鉄道である』<2018年6月14日(木)>
「土曜日に起きた東海道新幹線での殺傷事件」に『春秋』(180614)は、マルスを作り上げたJRに、不審者対策のシステムを求める。「この種のシステムの進歩に比べ、列車内での不測の事態への備えは、乗客への『性善説』ゆえか、長らく手薄だったのかもしれない。・・・小中学校のなかには不審者から子どもを守るため、さすまたを常備しているところも多い。実際に取り押さえた例もある。今回、車内で使えていたら、との声も聞く。五輪を控えて、種々のテロ対策にも向き合わねばならない日本の鉄道である。世界に誇るマルスを築いた底力をもってすれば、必ずや策は見つかるはずだ」。
(JN) 閉鎖された中に無防備で長くいることは危険なのか。新幹線でおちおち寝ていられない。でも、東京へ向かう名古屋〜東京間は、特に出張の帰りは疲れ切って寝てしまう。寝ている間に、首を掻き切られて命を失っては堪らない。各車両の天井にロボットを置いて監視および不審者の取り押さえをできるようにでもするのか。何処も彼処も監視されているようになろうか。コンピュータに監視されて未来社会は近いか。そんな社会は真っ平御免である。そのような監視社会ではなく、そのような監視のいらない社会を目指せないものなのであろうか。海外からの多くの来訪者があり、また不平不満、格差拡大、差別の奉仕、ストレスアップの続くこの日本では、監視のいらない社会など難しかろうか。安全地帯はない。