『「M4R」(Meal for Refugees=難民・・・』

<2016年12月4日(日)>
『「M4R」(Meal for Refugees=難民のための食事)』
 「大妻女子大の学生食堂でいただいた1食470円の期間限定ランチ。うち20円が日本で暮らす難民の支援に充てられる」。「余録」(161204)は、「M4R」を応援する。「材料や作り方はNPO法人『難民支援協会』が在日難民に聞いて作ったレシピ本『海を渡った故郷の味』から。3年前に始まり、今年は約20の大学に広がった。世界の難民は6500万人を超えた。クリスマス飾りに彩られ始めた師走の街を、遠く故郷を離れて年を越す難民たちはどんな思いで見ているのだろう。問題を身近に考えようという若者の試みの広がりを応援したい。」
 何時の時代も弱き者ある限り、弱き者は様々な形でその存在を脅かされ、そしてその居場所を奪い追い出される。その流を生んだのはなんであろうか。自分には関係ないと、知らん顔することもできるだろうし、それを何とかしようと仲間をつくることもできよう。その行動はそれぞれの個人の考えであるが、何時自分がその存在を脅かされるか、それはわからない。自分は強き者であると考え、それを守ることだけ人専念するのは愚かである。殆どの物は弱き者である。弱い者ほど連帯して助け合わねばならない。それに気づいた者は、若干でも行動に出る。それが「M4R」でもあろう。(JN)