『料理にも手をつけずプカリ、プカリ。本人はご満悦の体だ・・・』

<2016年12月18日(日)>
『料理にも手をつけずプカリ、プカリ。本人はご満悦の体だが、まわりはたまらない』
 「厚生労働省東京五輪パラリンピックに向け、踏み込んだ受動喫煙対策案をまとめた」と、「春秋」(161218)は伝える。それは、「医療機関や学校は敷地内が全面禁煙、官公庁なども建物内はダメ、そして一般の飲食店も分煙は認めず、吸えるのは密閉された喫煙室だけという。自民党でも反対意見が噴き出しているというから、一筋縄ではいかないだろう」。さて、「居酒屋で独酌を楽しんでいたら、カウンターの隣の席に座ったおやじが紫煙をくゆらし始めた。こちらも元スモーカーゆえ気持ちがわからぬでもないが、こういう場面では逃げ出したくなる。すこしは遠慮してよ。」
 喫煙するのは自由であるが、煙草を吸わない者には迷惑以外の何物ではない。嘗て二十代に喫煙しており、その後、禁煙をするのに苦しんだ者としては、吸いたくなる気持ちもわからないではないが、けじめをつけるべきである。喫煙は密室で、煙を燻らしてもらいたい。また喫煙者は、自分がたばこの煙に塗れていることがわからない。喫煙した後は、十分に紫煙を体から払落し、息もきれいにしてもらいたいものである。けじめと自覚を愛煙家の望む。(JN)