『国際調査によると日本の十五歳の読解力が下がっている』

<2016年12月8日(木)>
『国際調査によると日本の十五歳の読解力が下がっている』
 「世の中には三種類の人間しかいない。数を勘定できる人間とできない人間だ」。「筆洗」(161208)はそれに対する読解力を試す。勿論、これはおかしい。「文字を追ってもなかなか笑えぬが、笑ってやろう、何が面白いのかなと書き手の心にちょっと歩み寄って考えれば、これを口にした人こそ三と二を間違える『数を勘定できない人間』なのだというひねった笑いが見えてくる。読解力とは、書き手である他人の意図や思いを想像して、くみ取る力でもあろう。だとすれば、それ『「思いやり』の一種である。」
 読解力を何とかしたい。文章を正確に、そして速やかに捉えて、それに対して意見を申すようになりたい。勝手に自分の解釈をすることはできるが、正確に作者の意を捉えることができない。そして、それを表現することができない。子どもの時にちゃんと勉強しなかった自分、その付けが一生ついてまわっている。子どもたちよ、勉強しなさい。そうしないと、「三と二を間違える数を勘定できない人間」になってしまうよ。それより、私のように悪文をサイトに出し、皆に迷惑をかけるようになるぞ。(JN)