『「30.10(さんまる・いちまる)運動」が全国の自治体へ・・・』

<2016年12月21日(水)>
『「30.10(さんまる・いちまる)運動」が全国の自治体へ急速に広がっている』
 「きょうは冬至。忘年会にクリスマス、さらに新年会と、この時期に相次ぐうたげ」、「春秋」(161221)はこの時期の宴会での残飯対策の「『30.10(さんまる・いちまる)運動』が全国の自治体へ急速に広がっている」ことを思う。「まだ食べられるのに廃棄されてしまう食品ロスは日本で年間632万トンと、食用魚介類の総量にほぼ匹敵する。食べ残しに付いて回る気まずさにサヨナラし、生産者に感謝しつつ、世界から消えない飢えや貧困に思いをいたす。冬の語源は春へ向けて自然の活力が『増(ふ)ゆ』との説もある。運動に共感する人も増えてほしい。」
 どんなに無駄を出そうと利益が出れば良いのがこのご時世である。そのような儲け主義にどっぷり浸かっている我々である。無駄な食品ロスに気付いていても、なかなか改善できない。私はまだ日本の成長する前に子どもであったため、食事を残すのはご法度の時代であった。従って、食事は残さない習慣を持っているが、年を取ると自分のだけで精いっぱいである。またお持ち帰りもできないでに、宴会では、皆さんにそこで残さず食事をしていただくしかない。「30.10」と決めなくても、「お残しはダメ」とすべきであろう。(JN)