『#青い点の上』

『#青い点の上』<2023年1月5日(木>
 プラネタリウムを開発して今年で100年になると『滴一滴(230105山陽新聞)』は語る▼名古屋市にある新方式の施設、小さな星まで鮮やかな表現力の高さを実感した。デジタル映像も迫力があった▼上映されていたのは、1977年に打ち上げられた宇宙探査機・ボイジャーの視点で太陽系の旅行を楽しむという作品。最後に撮影された「ペール・ブルー・ドット」という写真を紹介▼「淡い青色の点」の意味。ぽつんと光るのは、最も遠くから捉えた地球▼カール・セーガン氏が撮影を提案。限られた動力でレンズを地球の方に向け、シャッターを切ってからカメラの電源を落としたという▼全ての人間が青い点の上で生きている。セーガン氏は「その小ささを知ることに価値がある」と言っていたそうだ。
 (私たちの)地球は、それが先の見えない広大な宇宙空間で、どこでどんな風に見えるのであろうか▼プラネタリウムでぽつんと一人。夜の空はこんなにきれいなのか。その昔、田舎で見た夜空もこうだった。それが今は見えない▼遥か彼方からなら「淡い青の点」、それは汚れて見えないのか。どうなのだろう、宇宙へ飛んでいきたいね。
#プラネタリウム,#ボイジャー,#宇宙,#地球,#青