『#大砲かバターか』

『#大砲かバターか』<2023年1月16日(月)>
 岸田文雄首相の防衛力の抜本強化に『余録(230116)』は思う▲ナチスゲーリングは、「諸君はバターを欲しいのか、それとも大砲か。軍備こそ我々を強力にする。バターは太らせるだけだ!」と▲「大砲もバターも」を推し進めたのが米国ジョンソン米大統領貧困層への福祉拡充までは良かったが、ベトナム戦争エスカレート▲膨大な財政赤字、ドルの信用の急落、インフレが激しく。ジョンソンは再選出馬を断念▲「大砲もバターも」と岸田文雄首相。防衛力の抜本強化、予算倍増。今度は子ども向けの予算も倍にすると▲乏しい財源がさらに足りなくなるのではないか▲米国はジョンソン政権後もドルの信用不安が止まらず、ドルの大幅切り下げを余儀なくされた。さた、来週から始まる国会は。
 (私が)学んだ経済学の教科書の入り口で「大砲かバターか」があったように記憶している▲何の理論だったろうか。忘れたが、とにかく資本主義経済では、大砲を多く生産するならバターの生産は減らさねばならない▲今の日本、未来に借金して何とか取り繕っているが、いつまでそんなことができるのか。サミュエルソンにもわかるまい。
#ナチス,#貧困層,#ベトナム,#防衛力,#予算